付き合いが少ない顧客への情報収集

クレームで訪問

注文があって商品を納入して終わり。
訪問するネタがなく特に用もないので営業は訪問づらい。
そして訪問していないので顧客の環境が分からないまま取引先になってしまっている。

既存顧客の中でも重要度CランクDランクには営業は力を注がないものです。
しかし放置しているから需要の有無を知らないだけかもしれません。
もしかすると大口の案件があるのかもしれません。
付き合いが少ない顧客へは営業訪問しづらいものです。
ですが折を見て顧客を訪ね情報収集すべきでしょう。

私が営業マンとして病院の顧客も担当していた時の話です。
病院関係者は忙しくて営業訪問したくてもなかなか時間を作ってもらえません。
そんな時、クレームやちょっとした問い合わせがあれば私は喜んで病院に出かけました。
クレームは喜ぶべきことではないのですが、用があって正々堂々と正面玄関から入っていけるのです。
中に入って現場の環境を目で見ることが出来るのです。
お叱り覚悟、でも貴重な情報収集の機会だと思っています。
些細な話でもクレームと聞けば、東京(会社所在地)だけでなく長野へも大阪へも訪ねて行きました。

病院に限らず、開拓分野としていた部品製造業でも倉庫業でも、きっかけをつかんで訪ねました。
そこに事業のヒント(課題)があるからです。

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マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
https://www.toyoda.marketing
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