日経産業新聞辞めました

日経産業新聞_181228

大学を卒業して最初に入った会社は、秋葉原にある電子機器の会社でした。
PC9801の全盛期の頃です。ロータス123使ってました。
当時からパソコンや半導体いじりをやっていたので、仕事でもあるIT関係の情報に飢えていました。
年1回晴海でやっていた展示会と最新情報には程遠い月刊の専門誌、そして半年ごとのメーカーの新製品発表会に参加するのが情報源でした。
そんな中、会社にあった日経産業新聞を見かけて会社で毎日読むようになり、結局自分で契約することになりました。
なにせ最新の情報が、昨日の出来事が載っていたからです。

あれから20数年、インターネットの普及と、情報を発信する側・収集する側の形態が変わり、『唯一ここでしか最新情報が得られなかった』という新聞の価値が変わってしまいました。
そして今年、日経産業新聞は値上げをし、内容も起業や投資関係が大幅に占め、更に全体的に紙面数が減って各分野の情報が減ってしまってしまい、これまで私が求めていた価値がなくなってしまいました。

という訳で、今年いっぱいで日経産業新聞を解約することにしました。
私が見たかったのは私のビジネスに使える産業の情報。
製造業・システム産業・建設業・流通業・医療・教育など各分野の技術情報と動向、そしてプロジェクトXっぽい昭和を生きた技術者のコラムです。

スマホアプリとクラウドファンディングの話はもうお腹いっぱいです。

【マーケティング担当者ってナニするの?】セミナー
マーケティング・セミナー開催

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マーケティング担当者の動き方

マーケティング担当者の動き方

マーケティング担当に任命されて、どう動いたらいいのか?とお悩みの新生・マーケティング担当者の方に向けて、図を描いてみました。
当ブログやセミナーでお馴染みの『マーケティング担当者の4つの工程』です。
ここで想定するマーケティング担当者は、営業部門を支援し、社内で制作業務もこなす仕事に従事している方です。
Webのアクセス解析だけやってる方やリサーチだけやってる方は除外します。

マーケティング担当者の4つの工程
①戦略を練る、考える活動 ~thinks~

・アクセス解析から何が見えるか?
・市場調査から何が見えるか?
・営業がどう動くのか?営業にどう動いてもらうか?
・情報発信の企画:HP/広告/展示会等
・販促物の企画:カタログ/小冊子/サンプル等

まず最初に検討・企画計画の工程です。
マーケティング担当者ひとりで考えるのではなく、営業部門長や社長と一緒に企画を練っていきましょう。

②情報収集活動 ~input~

・営業からは:ノウハウ/顧客情報/お客様の声/クレーム/業界動向等
・顧客からは:お客様の声/クレーム/業界動向等
・社内からは:技術情報/クレーム等
・Webや情報誌からは:業界動向/同業他社等

企画を基に情報収集する工程です。
営業と同行してお客様の声を拾うのもひとつの手です。
そして業界イベント・展示会やセミナーに参加して業界動向を探りましょう。

③コンテンツ制作活動 ~create~

・自社メディア:HP/ブログ/SNS等
・配布物:カタログ/パンフレット/小冊子等
・広告:純広告/記事広告等
・配信:DM/メルマガ等

集めた情報を基に、顧客に伝わる形にしていきます。
なるべくビジュアルで訴えた方が効果的です。見せる化しましょう。
制作物の元となるイラスト図説や写真の加工、解説文・キャッチコピーを複数用意しておきましょう。
場面場面で使い分けます。

④提供発信活動 ~output~

・営業へ:情報統計/ツール/提案書/顧客リスト/見込みリスト等
・社内へ:情報統計/お客様の声結果/アンケート結果等
・顧客へ:商品情報/活用事例/お客様の声等
・メディアへ:商品情報/活用事例/お客様の声等

最後に情報を発信する工程です。
相手がいる場所に適切なメディアを通して情報を提供していきます。
自社の営業も、情報発信のメディアと考えましょう。
彼らは顧客にダイレクトに情報を伝えてくれる立派な媒体です。
DM発送で使ったリストは、営業に渡しておけば彼らがテレアポするなり飛び込むなり、見込みリストとして活用してくれるでしょう。

⑤PDCA
そして①へ戻ります。
これまでの活動の反響を顧みて、マーケティング活動をブラッシュアップしていきましょう。

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社長の思惑と担当者の認識のすれ違い

社長の目線と社員の目線

「社長に言われて来ました」
当事務所へご相談に来られる方やセミナーへ参加される方の何割かにいらっしゃいます。
担当者が自ら進んで、ではなく、社長さんが当事務所の事を知り担当者を寄越すケースです。
そして、つまらなそうにして帰っていく方もいらっしゃいます。
たぶん担当者が思っていたマーケティングのイメージが私のマーケティング論と違っていたのでしょう。
最新のデジタルマーケティングを期待していたら、どちらかというと経営・営業寄りの話だった、という訳です。

ここに社長さんの思惑と担当者の認識のすれ違いがあるのです。
それは、経営という立場からみている社長さんは、担当者にも経営的な・営業寄りの意識を持ってほしい、会社にそんな仕組みを持ち込んでほしい、という期待があったのです。
しかし担当者は自分の仕事の範囲で判断してしまうため、思惑通りにはいかなかった、という訳です。

営業にも似たようなことがあります。
「あの会社へ行ってきてみてくれ」
と社長に言われて訪問してみたけれど、ウチの商品を買ってくれなさそうでした、と報告してしまうケースです。
営業は売れる・売れないで判断してしまいます。
しかし経営者はビジネスの勘で、あの会社とは付き合う価値がある、取り引き出来るのなら設備投資して商品を開発してもいい、と考えているかもしれません。
見ている目線・立場・職務範囲で違ってしまうのです。

社員に指示する際に、どういった考えて行かせるのか、社長の思惑も話しておくと良いでしょう。

役所の職員さんを見てみてください。
例え市民が困っていても、担当職務範囲内で出来なければ「出来ない」と判断してしまうでしょう。

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顧客とのヒアリングの際のツール

モバイル端末

顧客とのミーティングや取材の際、みなさんどんなツールを使っていますか?
ノートや手帳に書き込むのが一般的だと思います。
お客様の声の取材の際は、インタビュー形式で記録するため、一言一句聞き逃すわけにはいきません。
手書きでは間に合いませんので、私は録音機やiPhoneなどの録音装置を使います。

営業マンだった時は『聞く』と『話す』を最優先にしていたため、ノートにメモするのも最低限しかせず、帰りの電車の中で思い出しながらモバイル端末に打ち込んでいました。
iPhone登場以前はもっぱらWindowsCEのキーボードタイプばかり好んで使い、帰宅してケーブル接続してデータを母艦に転送・編集というようなことをしていました。
カシオペアとか、シグマリオンとか、ゼロスリーとか。
チップカードを使っていた時期も。音声ダイヤルができて便利でした。(知らないかな?)

最近はiPhoneとEvernoteを使っていて、どこでも同期・編集できて便利に使っています。

ただ、ヒアリング中にiPhoneに打ち込んでいると、他社からはスマホいじってるように見られるようです。
キーボードがないと仕事しているように見えないようですね。

マーケティング無料相談
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事務所案内のパンフレットを刷新しました

会社案内は仕事がない

事務所案内のパンフレットを刷新しました。
事務所概要のページからダウンロードできます。
紙の印刷物は来週納品される予定です。

会社案内、もらっても嬉しくない会社案内。
でも無いとおかしい会社案内。
いつまでも在庫が捌けない会社案内。
私が営業マンだった頃にも、新規開拓の際にしか会社案内を必要としませんでした。
カタログや提案書で商品説明はするものの会社案内は渡すだけの存在。

最近はプリントアウトした提案書に会社概要を載せて会社案内の代用としているところも多く見ます。
それどころか会社案内の存在すらなく、名刺とセミナーパンフだけの人もたくさんいます、私の周りには。
会社案内、不憫ですね。

最近はFAX番号のない事業者も増えてきています。
個人事業主が多いですが、中堅・大手の名刺にもFAX番号がないところも見かけます。
FAX使わなくなりましたからね。
FAX-DMしか来ないし。

そして名刺にLINE IDを入れてる人も。
サラリーマンは個人のIDを仕事に使うのに抵抗があるので、LINE IDを名刺に載せてるのはもっぱらひとり社長の人ばかり。

時代はデジタルデータに変わりましたが、紙の印刷物にも良いところがあります。
手渡しできるところとか。
営業が持って歩くツールとしては紙の印刷物は必須です。
iPadで見せられても、頭にも手元にも残りません。
ですので、顧客がもらって嬉しい会社案内、商談時に話題にできる会社案内を作ってあげてください。
これ、マーケティング担当者の仕事です。

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