セミナー・勉強会のネタを探そう

勉強会事例その1、病院の夜勤管理

営業には狩猟型と農耕型があります。
私は狩猟型には向かずもっぱら農耕型の技術を磨いて、現在のマーケティングの基礎を作り上げました。

農耕型の例として、セミナーや勉強会があります。
セミナーや勉強会を開催して新規顧客の獲得を目指し、既存顧客をファンに育てることを目的としています。
狩猟型だと売り込まれる感が強いので警戒されがちですが、セミナーや勉強会では情報を提供することにより顧客の興味を引き、顧客からのお問い合わせ・ご相談を受けてこちらが有利な立場で商談を進めることができます。
セミナーや勉強会をやりましょうと言っても「ウチには勉強会になるような技術もネタもないよ」と言われるかもしれません。
しかし事業を興している以上、顧客にとっては何らかのメリットが存在するから契約していただいているのです。
そのメリットに気付くことができれば勉強会のネタになります。
お勧めなのは事例紹介です。
これまでの商品導入の過程を紹介するのも良し、想定した活用事例を挙げるもの良いです。

勉強会のテーマの例)
取扱商品:タイムレコーダーシステムの場合
事例その1:病院向け導入事例
・夜勤スタッフの日をまたぐ勤務時間の計算方法を・・・
事例その2:工場向け活用事例
・終業時のパート社員一斉退勤でタイムレコーダー打刻が混雑になり・・・

勉強会事例その2、工場の終業打刻

顧客にとって有益になるヒントを提供してあげるのがセミナーや勉強会です。
自社の会議室やホテルの会場を借りて広く集客して開催する方法もあれば、顧客の会議室・食堂を借りてその顧客向けに行う方法もあります。
またビッグサイト等の展示会に併設しているセミナールーム・プレゼンテーションコーナーに申し込んで展示会来場者向けに発表する方法もあります。

セミナー・勉強会を実施するにあたり、ネタとなる情報を集めることが大事なのですが、情報収集を営業任せにしては失敗します。
上がってくる情報が営業によって異なり不均一になりがちです。
情報収集担当(例えばマーケティング担当者)を決めて、営業並びに技術スタッフから聞き取りを行い、まとめることが必要です。
十分なネタが集まればセミナー・勉強会だけでなく様々なマーケティング展開が可能になります。
Webサイトのコンテンツ、事例集配布用冊子、DM、展示会の出展テーマ、そして営業の訪問ネタ。
セミナー・勉強会になるようなネタを探してみましょう。

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マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
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