事例紹介は視覚的に、具体的に

事例紹介は視覚的に、具体的に

自社商品の説明には事例を挙げると良い、と何度か述べてきました。
事例一覧として項目だけ羅列するケースを見かけます。
しかし一覧表では頭に入ってきません。
具体的な事例を挙げた方が相手に理解してもらいやすいです。

私が以前に関わったシステム開発では、来場者管理システムを提供していました。
使われる場面によって全くイメージが違ってきます。

・大学の講義の出欠を管理するための来場者管理システム。
・株主総会での出欠を管理するための来場者管理システム。
・スケート場の選手・一般客の管理をする来場者管理システム。
・自社内覧会への顧客を管理する来場者管理システム・・・

ターゲット層が異なるため、具体的な事例を挙げないと自分事ではないと思われてしまいます。
より多くの場面を挙げてターゲット層を広くとらえてみましょう。
そして視覚的である方がより理解を得られます。

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マーケティング担当者は兵站・工兵

マーケティング担当者は兵站・工兵

マーケティング担当者の役割は『営業』以外の営業活動である、と考えます。
日頃の営業マンの行為が『営業』。
対して営業マンが持っていくパンフレットやツール・サンプルの作成、集客・周知のための広告・Webサイト・展示会・セミナーなどの企画・制作・運営、業界の動向などの数値データの統計、営業リストの抽出、そして直接の営業行為ではないブランディング活動を行うのがマーケティング担当者の役割。

最近戦国時代小説を読んでいて思ったのは、武将と兵站・工兵の関係が営業マンとマーケティング担当者のそれに似ているなと。
武将率いる突撃部隊が直接の『戦闘』。
戦闘以外は別の部隊が担っている。
道を作る、橋をかける、野営地を作る、堀を作る土塁を作る工兵部隊。
兵糧を運ぶ、武器を運び修理する兵站部隊。
偵察に出る、離間を計る諜報部隊。
兵站をロジスティックと言いますが、営業活動に置き換えれば必要なものはなにも物資だけではないはずです。
マーケティング担当者の役割もこの兵站や工兵のようなもの。

社長の営業方針が戦略。
営業部門長の方針が戦術。
個々の営業マンの活動が戦闘。
それらを支援するのが兵站でありマーケティング担当者である。

営業活動という大きな括りで「それ誰がやるの?」がマーケティング担当者の仕事かな。

戦略・戦術・戦闘・兵站

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