マーケティングのイメージ<商品開発>

マーケティングのイメージ

マーケティングのイメージ
マーケティングというと人によって様々なイメージがされると思います。
市場調査・広告宣伝・Webマーケティング・SNS・経営戦略・商品開発・・・
その中から今回は商品企画・商品開発について。

iPodやiPhoneのように世の中にはなかった商品の開発はいささかハードルが高いものがありますが、中小企業ではもっと身近なニーズを商品化して成功している例が多いのです。
例えば、ある依頼ある案件でカスタマイズして納品したものがあり、それをベースに汎用性を持たせて商品化する。
こうやって案件が増えカスタマイズするごとに次々と新商品が生まれるケースです。

顧客からのお困りごと相談に対する特別な解決手段(特殊案件)は新商品のヒントとなるのです。
ですから顧客からの相談事は納品して終了ではなく、その後にどう活かすか検討することが商品開発への道となるのです。

商品開発には営業の情報が必須です。
営業が仕入れてくる情報の集約と検討、そして案件の管理・把握・応用性の検討を一元管理するのも商品開発部門が携わるべきでしょう。
そこには新商品へのヒントがたくさんあるのですから。

私自身の経験から言うと新商品の開発のヒントは、顧客との会話の中にあったりします。
営業がそれに気付くかどうか。
顧客の困りごと、要望、あったら良いな、もしかするとこんなものがあれば役立つのでは?
顧客との会話でピンとくる営業は次々と良い商品を顧客に提示できるでしょう。

ある会社での営業マンだった時、商品開発部門への異動の打診がありました。
私は営業職でありながら商品開発もやっていたからです。
営業という立場であることは、顧客のニーズに直接触れることができるということ。
そこでピンとくれば新しい商品が生み出せるのです。

営業職との掛け持ち、顧客との会話の機会がなければ新商品の開発のヒント・アイデアも浮かばない。
さらに現状の営業部隊ではまともなヒアリングはできないと感じていたことです。
ならば自分で顧客にコンタクトしなければ、
市場のニーズを把握しているのは顧客との接点がある営業なのです。
企業で新商品の開発を進めるにあたり、営業からのヒアリング情報はなくてはならない。
営業情報を如何に引き出し、まとめ、商品化すべく汎用化させるかが商品開発が上手くいく秘訣だと思っています。

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マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
https://www.toyoda.marketing
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