ビジネスの体力維持のために

私はマラソンをやります。
昨年はハーフ・フル合わせて16大会に出場しました。
マラソンできちんと完走するためにジョギングやウォーキングをしています。

一昨日、都内最大級のウォーキング大会に出場しました。
都庁を出発して代々木・駒大・代官山・神宮球場を回って都庁に戻ってくる23キロのコースです。

以前に大会本部の仕事に関わったことがあり、その時のデータで参加者の年齢層では40代50代が圧倒的に多かったのです。
マラソンでは40代が中心になります。

40代・50代は働き盛り。
そしてストレスを多大に抱えている世代になります。

ストレスを発散し、体力維持のためにスポーツをしているビジネスマンが如何に多いことか。
みんな体調管理とモチベーション維持のために頑張っています。

あと若い女性参加者も多いですね。
ビジネスマンとは違った維持のために頑張っています。

ニーズは異なりますが、解決手段は同じだったりします。

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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
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展示会を歩くスピードで目に入るもの

私は年間数十回展示会に行きます。
自分の出展も含め、多い時で39回行っていました。

新規の見込み客探し、新規のパートナー探し、新技術・トレンドの情報集め、ブースの飾り方見せ方、気晴らし。
目的は色々です。
若い頃から展示会巡りをしているので、展示会の歩き方が一般の方と違います。
通路はほぼ回ります。
とりあえず全てのブースを目に入れます。
しかし時間が限られていますので、高速巡回です。
各ブースを猛スピードで抜けていきますので、よほどのブースの見せ方をしないと私の目に留まりません。

そんな中で私が立ち止まったブースこそ、私にとっては参考にすべき見せ方な訳です。

展示会に出展するのではあれば、まずはお客さんを立ち止まらせなければなりません。
お客さんを立ち止まらせるアイキャッチの工夫が最初の大事な事です。

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既存の商品も、誰かのニーズがあって出来たもの

「良い製品を作りました。でも売れません。どこへ売りに行ったら良いのでしょうか?」

マーケティングでは製品作りに関して、”プロダクトアウト””マーケットイン”という考え方をします。

”プロダクトアウト”とは、売り手側からの発想で製品作りを行うことで、
”マーケットイン”とは、買い手側の立場に立って製品作りを行うことです。

最近の流行りとしては、”顧客を理解してニーズに応える製品作り”、つまり”マーケットイン”を勧める進める傾向がありますが、これはこれから新商品開発・新事業開発について言えること。
しかし既に存在してしまった製品の販売を考えるのもマーケティングです。

中小企業にとっては、これから新商品開発するというのは大変負担がかかるものです。
ならば所有している既存の商品サービス・技術の価値や市場を作り上げる方が負担は少ないことでしょう。

既存の商品サービスも、誰かのニーズがあって出来たものです。
マーケティングの活用で、所有する自社の価値を更に上げましょう。

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結果さえ同じであればOK、という以外のニーズがあります

WordPressを勉強しています。
既存のサイトとWordPressを共存させる方法はないかとgoogleで検索していると、私と同じような悩みを抱えているWeb担当者がいました。

あるQ&Aサイトで同様の質問した方があり複数の回答がありました。
回答者は口をそろえて言いました。
「WordPressで固定サイトを作った方が早いですよ」
質問者は自分でhtml/CSSで構築できるので、ブログ機能だけ欲しい訳です。
実は私も同じで、固定サイトはDreamweaverや秀丸エディタでゴニョゴニョしたいのです。

顧客のニーズには、得られた結果が欲しいのではなく、そのプロセスが必要な場合があります。
例えば建設業においては、工事過程の都度の計測データを役所に提出する義務があります。
工事をやって終わりではなく、プロセスを手順通りに踏んでいるかが重要なのです。

”結果さえ同じであればOK”という以外のニーズがあります。
価格競争では大手企業に敵わない中小企業であれば、そんなマーケットも開拓するのもよいと思います。

ふと、以前流行ったFizzBuzz問題を思い出しました。
print “1,2,Fizz,4,Buzz,Fizz,7,8,Fizz,Buzz,11,Fizz,13,14,FizzBuzz,16,17,Fizz,19,Buzz,Fizz,22,23,Fizz,Buzz,26,Fizz,28,29,FizzBuzz”

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また好景気が戻ってくると信じている経営者達

私は2度の不景気の波を経験しました。
バブル崩壊、そしてリーマンショック。
バブル崩壊後、勤めていた会社も業績が悪化し給料カットやリストラがありました。

お客さん側も不況であったため、仕入れ需要がありませんでした。
営業マンだった当時の私は、今の商品ラインナップではダメだと感じ、自分で商品開発と、既存商品の他分野活用を模索していました。
しかし不況と好景気の繰り返しを乗り越えてきた経営者達は、また好景気が戻ってくると信じていたため次の手を打とうとせずに、打った手段は得意先のトップに対して買ってくれるよう”お願い”活動だけでした。
当然会社はじり貧になってしまいました。

リーマンショック後は、必要なものにしかお金をかけない世の中になりました。私は別の会社に転職していて、営業マンをしていました。
この会社の商品は、抱き合わせ的な手法で販売されていたため、そのような余剰商品はこの時期、全く売れませんでした。
営業部長は営業方針を変えようとせず、ただ同じ活動を繰り返すばかり。
リーマンショック後1年で会社はなくなってしまいました。

時代は変化しています。
過去の経験は次の戦略に役立つものですが、時代の変化に気付き、合わせることができなければ、今の時代のビジネスで勝つことができません。
そのためには今の時代に合ったマーケティングスタイルが必要になります。

変化に気付かないでいる経営者、そして社員の方々は、自分が”茹で蛙”になっているのも気付かないのでしょう。

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