経営課題、営業の情報共有

よくある情報の流れと仕事の向き

「営業の情報共有ならどこの会社でもやってるよ」

豊田流のマーケティングと情報共有の話をした際にある経営者の方に言われました。
残念ながら私の経験から言うと、どこの会社でもやっていない。
営業の情報共有をどこでもやっていたら営業マン時代の私は苦労しなかったはず。
私が勤務した全ての会社では、営業は情報ゼロから自力でなんとかしなければならなかったのです。

恐らくその経営者が言う情報共有とは、営業が自分(社長)には報告しているよ、という意味であって営業同士の情報共有ではないはず。
情報の流れは営業社員から社長への一方通行、自分(社長)のところに情報が集まっているので共有してると勘違いしているのでしょう。
営業社員の実態を知らなさ過ぎです。

その点を経営課題とする経営者もいらっしゃいます。
何人かの経営者は私に漏らしました、「ウチの営業は情報共有しなくって」と。

現実、ある経営者は営業ノウハウの共有化に困っていました。
営業情報や営業ノウハウを集約し社内で共有化したいと。
しかしながら営業は個人商店みたいなもので、個人のノウハウは秘匿したい。
無理に情報やノウハウを引き出そうとすると優秀な営業社員は辞めてしまうことを懸念していました。

他の営業の情報やノウハウが営業自身にとって有用であることに気付けばそれを利用したいと思います。
利用するためには自分の情報やノウハウも提供しなければならないルールを作ることです。
そして情報の等価交換の仕組みがあると良いでしょう。

情報を入力する・閲覧するシステム(グループウェア)もしくは社内記者のような人(担当者)を設けることで情報の共有化が上手くいったりします。

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