マーケティングが目的の人、手段の人

マーケティングを研究していて思うのですが、立ち位置が違うと見方が違うということなのです。
マーケティングが目的な人と手段の人とは見ている位置が違います。
例えば、私は研究・アドバイスする立場の人であり、マーケティングが目的としている人です。

・BtoBとBtoCの違いとは
・営業組織がある企業とひとり社長の違いは

などを分析し思考しています。

一方で企業のマーケティング担当者の立場からすると、BtoBとBtoC違いなどは自社がどちらかの立場であると分かっているのでどうでもよく、それよりもマーケティングのノウハウを如何に自社で活用するかを重視しています。

マーケティングが目的な人と手段の人を分けるとこんな感じでしょうか。

立場の違いによる、マーケティングとは

私のようなコンサルタントや士業の立場では、マーケティング自体が目的になります。
マーケティングのアドバイスを仕事とするために、日々マーケティングを研究し調査し実験して学んでいます。

・理論は
・手法は
・効果は

ということを考えています。

一方で、マーケティング担当者の立場では、マーケティングを活用して会社に役立てることを仕事にしています。

・HPアクセスを増やしたい
・集客を増やしたい
・営業を支援するための
・新商品開発のヒント探しのための

マーケティングを手段として用いることを考えています。

他方で、経営者の場合はちょっと違っていて、まず”マーケティングを取り入れたい”という目的があります。
中小企業白書等にも、”マーケティングをやりたい”という要望が必ずアンケート結果にランキングしています。
そして、何故”マーケティングを取り入れたい”のかというと、

・売り上げを増やしたい
・新規開拓を増やしたい
・新商品開発のヒントを得たい

その手段としてマーケティングを活用したいと考えます。

このマーケティングを目的なのか・手段なのかをごっちゃに考えてしまうと、自分のやっていることを見失ってしまいます。

世の中様々な情報であふれています。
情報過多で誤った方向に進んでしまいがちですが、自分の目的・手段を見失わずに自分に合った情報の選択が必要です。

創業時のマーケティング事情セミナー
マーケティング・セミナー開催

マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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