広告の謳い文句の中にある、自分の必要としているもの

今日の日経産業新聞にこんな記事がありました。

1つは「大安売り!」、もうひとつは「本日で店じまい!在庫を無くす必要があるため大安売り!」

どちらのお店に入りますか?という話です。
記事では、【背中押し効果】と呼んでいます。
理由が付与されると安心して購買行動に移るということです。

私は以前に建設業界でマーケティングをしていました。
建設業では日々新しい技術が開発され、活用されています。
この業界でよく見かける謳い文句に、
”安心・安全”があります。
あまりにも常套句化してしまい、”安心・安全”の重要性が希薄になってしまっています。
でかでかと”安心・安全”と広告に載せても”空気”と化してます。

”安心・安全”の理由。

どういった技術であるために”安心・安全”なのか。
その結果、何が”安心・安全”なのか。
説得力のある理由がないと、せっかくの優れた技術であってもお客さんに活用してもらえません。
広告で効果を上げるためには、この”理由”作りは大事です。

本記事ではもう一つ、【だましのテクニック】としても利用されるともありました。
振り込み詐欺の例を載せていました。

私は最近は起業セミナーに関心があり、開催されるセミナーをチェックしているのですが、
その謳い文句には胡散臭い文言が多々見受けられます。
曰く、
「○○百万円借金した私が・・・」
「年収○○百万円に」

起業セミナーを参加したい人にとっては、人の借金や収入金額は関係ありませんが
具体的な金額を載せることで、参加への意欲を煽る効果になっているのかもしれません。

【背中押し効果】から逃れるために、と新聞記事にはこうありました。
「付与された理由を単純化してみる」と。

謳い文句の中にある、自分が必要としている効果、見えてきませんか?

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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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