提案できないのに何故ニーズを聞く?人材営業編

人材会社の営業マンはヒアリングが大好きです。
とにかく色々聞いてきます。
人材広告の代理店でも人材紹介の会社でも同じです。
外部の人間には話せない事まで聞きたがり、時々こちらをイラッとさせます。
営業マニュアルで「こんな風にヒアリングしなさい」とでも書いてあるのでしょうか?

たくさんヒアリングしたのだからそれなりの提案をしてくるかと思ってみると、パンフレット以上の提案はしてきませんでした。
価格表に載せている金額を若干値引きして、「どうですか?」などとドヤ顔で聞いてきます。
広告の初稿にしても期待したほどの内容ではありませんでした。
複数の会社とやりとりしましたが、どの会社も同じです。

ニーズを聞いたわりには成果に反映されない。
こちらはプロに任せている気でいるのだから、満足のいく提案ができない営業であれば、今後の取引も考えなければなりません。

何のためのヒアリングなのか?
経営者の方、こんな営業を放置していませんか?
お客さんの課題を解決してこそ、できるソリューション営業です。

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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
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WordPress始めました

WordPressがこんなに盛り上がっているとは知りませんでした。

WordPress関連の”初めて”セミナーに参加してみたいのですが、どれも即満席の大盛況ですし。
私はWeb制作には秀丸エディタがメインで、最近はDreamweaverを使っていますが、WordPressはコードが分からなくても手軽にホームページやブログが作れるというので大人気のようです。

私自身、WordPressは5年くらい前に仕事用ブログを構築するのに使ったきりです。
WordPress=ブログツールだと思っていたのですが、ホームページ(固定ページ)も作れると知って、再勉強中です。
まずは、8年前からやってるレンタルブログ(個人日記ブログ)を自前のサーバー+WordPressに移行すべく、TRYしています。

私がホームページ制作を始めたのは1999年。
パソコン通信からインターネットに移行して、自分で情報を発信できるようになった時代です。
それから日々進化しているIT、常に勉強していないと置いてけぼりにされそうです。

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ワンストップってコンビニみたい

先日のNHKのTwitter連動型ニュースを見ていて、Twitterに
「ワンストップってコンビニみたい」
という書き込みがありました。
私も普段に使っている”ワンストップ”という言葉、一般常識ではなかったんですね。
それとも、投稿者がビジネスマンではなく学生や主婦だったとか。

ワンストップを例に挙げますと、
・ワンストップ行政サービス:いくつもの申請手続きを各課を回らなくても一つの窓口で手続きできる役所のサービス
・ワンストップ・ソリューション:通信インフラからサーバー・端末・システム開発まで1社で手配提供できる業態
・私の仕事の場合:マーケティングのコンサルティングからAdobe制作ツールやWeb制作のレクチャー、展示会の運営方法まで、マーケティングに関わることをサービスとしています。

私は”啓蒙活動”という言葉をよく使います。
新分野開拓の際、当方の商品サービスの利点を広く知らしめ、”お客さんを教育する”、という意味で使っています。
「わからない」と人に言われてショックでした。

”コール””キャラバン”という営業手法があります。
中途採用の営業マンがその言葉を使っていたら、既存の社員たちは馬鹿にしていました。
営業手法の意味を知らないので、言葉そのままに受け取ってしまった訳です。

仕事をしてきた環境の言葉がそのまま一般社会に通じる訳ではないということを、NHKニュースで思い知らされました。

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熊本地震被害調査速報会を聴講して

昨日行われた土木学会の熊本地震被害調査速報会に出席してきました。
大地震の翌日から土木学会調査団が現地に赴き、計測・調査を行ってきた第1次報告会でした。

東北の震災でも国や彼ら研究者によって現地調査が行われ、調査結果は公表されて津波・液状化現象・建造物崩壊の原因解明に役立てられてきました。
その結果、様々な国土と市民を守る技術が開発されることとなりました。
壊れにくい堤防・停電でも開閉できる水門・早期修復工事技術・異常を探知する様々なセンサー類・物資の輸送手段・ボランティアの運営・・・

数年後、再び同規模の地震が発生しても被害を小さくする技術が開発されていることでしょう。

私も土木にかかわった端くれとして、再びこの様な惨事が起こらないことを願っております。

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社長が担当してるので手を出したくない

「社長が勝手に顧客対応してしまうので動きづらい」
「社長がどこまで手を付けているのか進捗が判らないので、対応できない」

私も営業時代に何度か経験しました。

経営者自身が営業として活動するのはよくあることですが、中途半端に対応して面倒になると営業マンに押し付けてしまうこともよくあります。
社長の影響力が強すぎる場合、お客さんは営業マンを相手にしなくなります。
社長に直接言った方が安くなったり無理がきいたりするからです。
担当させられる営業マンにしてみれば、非常にやりにくい話です。

”営業”というのは楽しい仕事です。
しかし営業マンに任せずに社長が営業回りをしていては、営業が育ちません。
また、主管担当が不明であると、お客さんに対する営業担当という意識が薄くなってしまいます。
営業マンが担当を持つということは、そのお客さんに対して”責任がある”、ということです。
営業マンが育たないと嘆く前に、営業マンに責任という意識付けが必要だと思います。

経営者はマーケティング担当者と一緒に、営業マンが動けるような環境作りに力を入れていくことをお勧めいたします。

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