行政は企画起案者を待っている

まちおこし

昨日はある土木関係の勉強会に参加してきました。
防災・街づくり・事業化がテーマでして、私も前職で土木に関わり現在は土木が趣味の実業家なので、関心は人一倍です。
しかし私に何が出来るかを知りたくて、技術系シンポジウム等に参加して手探りしている状態です。
私も何か企画してやってみたいのです。

さて、勉強会に参加して私が感じたこと。
『国・自治体・町内会はイベント等でまちおこしをやりたいけれど、何していいのかわからない。やることが決まれば関係各所に連絡して行動に移せるのに。』
行政側は自ら企画が出来ないけれど、企画起案が出れば動く体制はある、ということ。
”行政は企画起案者を待っている”のだと感じました。

では企画起案者とは誰なのか?
イベントプランナーなのでしょうか?
イベント専門会社や熱意ある起業家、学生サークル、商工会のお祭り好きな連中なのかな?
とにかく、そんな人を引っ張る人がいるとイベントが立ち上がり、行政側も”良し”と判断すれば動き出してくれるようです。

なんとなく、会社の中でも同じようなことが起こってる気がします。
新製品開発プロジェクトや展示会出展も、誰かが音頭を取らないと、会社の中で「オラ知らね」的雰囲気で上手くいきません。
社長が手を出すのではなく、社員の中から発生し社長はバックアップしてあげる形が理想ですね。

ところで、”まちおこし”ってなんだろう、と思うことがあります。
誰を対象にしているのでしょう?
住民?来訪者?地元企業?
一過性のもの?継続できないもの?
そして必ずビールが関係してきます。
企業がスポンサーになってくれるからですが、大手ビールメーカーばかりに大金が動くことに。
一部の飲食関係だけがやってる”まちおこし”に見えてしまいます。
もっと多くの地元産業が関わることができれば、地元も賛同しイベントも成功へ導けるのではないかと思うのです。
関係者には酒飲みが多いから仕方がないのかもしれませんが。

アルコール抜きで成功した事例って何かあったかな?

マーケティングコンサルティングのご案内
マーケティングコンサルティング

マーケティング内製化プロデューサー
<-----------------
豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
----------------->

決裁権と商品サービスへの理解度

決裁権と商品サービスへの理解度

『決裁権を持っている人を狙え』と営業部門ではよく言われます。
法人向けビジネスでは契約までにいくつもの稟議を通り、契約まで長期戦になる、場合によってはぽしゃることもあります。
ところが決済権を持っている経営者を説得できれば即時決断、契約まで時間がかかりません。
そのため営業部長は営業スタッフたちに『社長に会ってこい!』とハッパかけるわけです。

経営者向け商品でなく業務改善や装置・部品を提供する場合に気を付けなければならないのは、経営者は実務から離れているということです。
実務担当者ではないので提供する商品サービスへの理解度が低くなり、説得の難易度が高くなります。
そして経営者だけの判断で契約された場合、実務との乖離がありり導入後にトラブルが起こりがちです。
業務用システム(ERPとか○○管理とか)などはその例です。

決裁権と商品サービスへの理解度の関係を表してみました。

<担当者の特徴>
安い・早い・簡単・便利・商品品質の向上、
商品サービスへの理解度が高いので、導入後の満足度は高くリピート率も高い。
自分たち社員にとってどうなのか?労務削減を注視する傾向。

<経営者の特徴>
長期的に見てお得・社員の誰でもできる・高級感・社員の質の向上
会社にとってどうなのか?投資の対象と見る傾向がある。

提供する商品サービスを理解してもらいやすいのは実務担当者です。
実務担当者には商品サービスを理解してもらい、さらに経営者を納得させる。
提案書はひとつではなく、担当者向け、経営者向けと2段構えで用意すると良いと思います。
この考え方は営業部門だけの話ではなく、マーケティング担当者の情報発信でも同じことが言えます。

【マーケティング担当者ってナニするの?】セミナー
マーケティング・セミナー開催

マーケティング内製化プロデューサー
<-----------------
豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
----------------->

マーケティング担当者の必要性

営業は個人商店の集まり

営業が営業活動をする上で必要なこと。
新規開拓のためのリスト作成、商談と戦略のための市場情報集め、商品説明のための自社技術情報のまとめ、プレゼン資料の作成・・・
顧客と接する上で必要なことは営業が自分で全部やる。これが中小企業の営業スタイル。

私の営業時代は、加えてパンフレットの制作・自社ホームページの制作・試作品の製作(製造業)・サンプルプログラムの制作(システム開発)・クレームの技術サポートまでやっていました。

規模の大きい会社ならば各部門で分担して仕事をし、営業は営業活動に専念できるのですが、中小企業では人材に余裕がないため1人で全てをこなさなければなりません。
そのためマーケティング的業務は社長が自らやるようなケースもあります。
マーケティング的業務を社長ひとりで、あるいは営業が個々にやっていたのでは、品質のあまりよくない、出来が良くない宣伝になりかねません。
それは、各自の持っている情報だけでやっていることと、専門外スキルで企画・制作しようとしているからです。
営業部門が品質の高い営業活動を行うには、情報の収集発信管理と制作業務を一極集中させる役割を担う人材が別に必要です。

戦略だ、企画だ、制作だ、というと営業実務に役に立たない、余剰人員のようなイメージをされてしまいます。
だからマーケティングに予算をかけないと。
しかし組織を動かすには潤滑剤やカーナビのような部門も必要になります。
営業を個人個人にお任せになっている組織は、個人商店の集まりでしかありません。

営業を個人商店にさせないためにも、営業間をつなぐ仕組みが必要です。
そのためのマーケティング担当者です。

【マーケティング担当者ってナニするの?】セミナー
マーケティング・セミナー開催

マーケティング内製化プロデューサー
<-----------------
豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
----------------->

謹賀新年2019

年賀状2019

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

夢を見ました。
描いた年賀状の年度が”2018”になっていないか心配している夢でした。
正夢になっていなくてほっとしています。

今年最初のセミナーは、下記2本を東京都北区で1月10日(木)に予定しています。
新しくマーケティング課題を抱えることになった方を対象にしております。
興味ありましたら、ご参加ください。

【マーケティング担当者ってナニするの?】セミナー
マーケティング・セミナー開催

【活用事例づくりから始めるマーケティング内製化】セミナー
マーケティング・セミナー開催

マーケティング内製化プロデューサー
<-----------------
豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
----------------->

マーケティングとWebマーケティング

大阪と東京

マーケティングとgoogleで検索するとWebマーケティングがたくさん出てきます。
マーケティング=Webマーケティング、みたいな扱いです。

申請した商標について先日、拒絶通知(不採用)が届きました。
特許庁の審査内容を読んでいると、『マーケティング』という言葉について『Webマーケティング』がインターネットから引用されていました。
『マーケティング』と『Webマーケティング』、意味が違うのですが、世間には一緒とみられている、ということです。
声が大きい方が”勝ち”みたいです。
私の事業もWeb/SNSのコンサルタントだと思われてしまっています。
HP作ってくれとか、FBページ管理してくれとか。
まるで、大阪に観光に来た外国人が大阪名物を楽しんで「これこそJAPAN!」とYouTubeで言ってる、そんな感じです。

マーケティングに関わる人たちも色々です。
Webアクセス数を追いかける人、Webサイトやパンフレットを作る人、市場調査統計を追いかける人、経営学的な仕組みを追いかける人、新たな商品を生み出そうとする人、営業を支援する立場の人・・・
『マーケティング』とは『Webマーケティング』だけではない、ということを言っておきたいです。

大阪万博開催決定に引き続き、ネット上では大阪マラソンに出場したタレントの話題でにぎわっていますが、当日はつくばマラソンもやっていたんですよ。話題になっていませんが。
さらに私も完走してきたんですよ。誰も話題にしませんが。

マーケティングコンサルティングのご案内
マーケティングコンサルティング

マーケティング内製化プロデューサー
<-----------------
豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
----------------->