営業のノウハウ秘密主義を情報共有へ

営業のノウハウ秘密主義を情報共有へ

営業は自分のノウハウを明かしません。
自分が売れてる理由、顧客から仕入れたオイシイ情報、今企てている案件、自分が懇意にしている下請けさん・・・
同僚と共有しようという気がさらさらありません。
自分で取得した名刺すら公開したがらないのです。
場合によっては墓場まで名刺を持ってく人もいます。
転職した際の新天地での顧客開拓のためです。
飲み屋の名刺の存在を隠したいという理由もありますが。
売り上げ次第で給与が変動する会社では、営業は絶対に自分の手の内を明かしません。

こんな営業に対し不信感・不安感を抱き、何とかしたいという経営者からの相談もたまにあります。
しかし営業に情報共有を強制しようものなら優秀な人材に離反される心配もあり、放置せざるをえないと諦めている方もいます。
もし、営業同士が自らノウハウを共有する、そんな会社があるならば、きっと素晴らしい仕組みが出来ていることでしょう。

そんな営業でお悩みの経営者に私が提案したいのは、第三者による情報共有化の仕組みです。
マーケティング部門を活用します。
営業が主体ではほぼ失敗します。
マーケティング担当者が主体となって情報を収集し、汎用化に加工し、情報を配信する。

例えば、名刺の管理と活用。営業に代わって管理をする一方でDMや案内状送付に役立てる。
例えば、営業の案件情報の集約と活用。当ブログで何度か述べている事例紹介と営業に代わっての提案書制作業務。

情報は個人ではなく会社に蓄積して活用するもの。
営業の持っている情報を会社のノウハウに変える仕組みを、当事務所ではお伝えしています。
これで営業マン不信の社長さんも少しは安心できるのではないでしょうか?

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SNSで釣れるのはダボハゼばかり

喰らいつくのはダボハゼばかり

流行りのSNSマーケティング。
facebook・twitterに話題を投稿して拡散。
Youtubeでコンテンツを作ってSNSで更に拡散。
一般消費者向けビジネスでは、ちょっと感情を煽るだけで釣れる釣れる。
それこそダボハゼみたいに喰らいついてきます。
だからSNSマーケティングは成功する、という神話を信じてしまいがち。

しかし法人向けビジネスではそうはいきません。
相手は単一個人ではなく、即決済でもありませんから。
逆に、ダボハゼはいらないのです。
即決型のダボハゼは後々トラブルを起こします。
狙っている顧客層には慎重に選んでほしいので、営業マンというフィルターにかけて契約まで導いてあげる必要があります。
企業でも、流行りだからとダボハゼみたいに簡単にSNSマーケティングに喰らいつくのは考え物です。

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マーケティング担当者の営業支援は何ができる?

後方支援

マーケティング担当者の仕事のひとつ、営業支援。
営業に対して何ができるのでしょうか?
当事務所へお越しになる方の何割かは営業を支援する立場の方で、営業部門に対して何ができるかの悩みを抱えていらっしゃいます。
業界や商材、営業スタイルによって、つまり会社によって出来る営業支援は様々です。
ご自身の会社に適した営業支援方法を模索してみましょう。
例えばこのような支援策があります。

・顧客リスト作り
営業の持っている名刺や展示会で収集した名刺、お問い合わせいただいた情報、これらは営業の訪問リスト・テレアポリスト、そして休眠顧客の発掘に使えます。
また、リストを購入する、協会団体の名簿を入手、展示会出展者リストを入手など、忙しい営業に代わってリスト作りをしてあげましょう。
会社名さえ知ることができれば、あとはインターネットで検索、人海戦術です。
リストはダイレクトメールにも使えます。

・営業ツール作り
パンフレットやパワポの制作、プレゼン用動画制作など、顧客に見せるためのツールを作ってあげましょう。
また、営業に代わって提案書作成を一括に請け負うのも手です。
マーケティング担当者の手元には営業の案件情報が蓄積されます。
これは会社のノウハウです。

・市場調査
業界のニュースや白書・展示会から市場動向を調査し、営業に使える情報にして営業に提供してあげましょう。
自社サイトのアクセス解析から見える顧客の動向も、営業にとって参考になるものがあります。
情報を共有しましょう。

・情報発信
WebサイトやSNS、広告などでの認知・集客は営業活動の力になります。
聞いたことがない商品よりも、どこかで耳にした商品の方が、営業は営業活動を優位に進めることができます。
認知度の低い商品を売るのは、営業にとって大変なことなのです。

WebサイトやSNSが顧客との接点の主流になりつつありますが、BtoBではまだまだ営業スタッフなしでは購買決定まで至りません。
そして営業スタッフ個人個人の努力だけでは、時間も技術も情報も足りません。
マーケティング担当者による営業スタッフへの支援が購買意思決定のカギを握るのです。
マーケティング活動は会社によって様々ですが、自社に適した仕組みを見つけた会社が、営業を強くできるのです。

マーケティング無料相談
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展示会のショボいブース

やる気がない展示ブース

展示会によく行きます。昨年は21回も見に行っていました。
目的としては、①市場動向、②新規開拓、③ビジネスパートナー探しです。
私自身、いくつもの会社で何十回もの出展運営を経験しています。
そんな私が毎回展示場に来て気になるのは、ショボ過ぎるブースの存在です。

・壁にポスターを2枚くらい貼って、椅子とテーブルがあるだけ
・出展物が見えない
・ブースに説明員がいない

ビッグサイトだと出展だけで35万円の費用が掛かるはずですが、そんな機会をどぶに捨ててるようなブースを偶に見るのです。
やる気がないのか、ブース運営がわからないだけなのか、わからりません。
○○会会員の義務でしかたなく出展してるのかもしれません。
ちゃんとしたパネルぐらい作っては?と思わずにはいられません。

展示会パネルは制作に1万円程度です。
ただし原稿制作は別途費用。
この原稿の制作をハードルと考えているのであれば問題です。

私はマーケティングの内製化をお勧めしています。
可能な限り社内で企画・制作・運営を行いましょう、と。
何故かというと、仕事の流れが速くなる、そして経験値はそのまま会社のノウハウになる、この2点です。

”制作”というと、「デザイナーを雇わなければならないの?」と勘違いしがちです。
デザイナーなんて中小企業では使い道がない、デザインがウチの仕事に必要とは思えない、そう結論付けてしまうと、いつまでもショボい展示会、ショボいホームページから脱出できません。
デザインでわかりやすく商品を伝えることができる人材であれば、職業”デザイナー”でなくとも良いのです。
今いるスタッフの中にも得意な人がいるはずです。

前の話に戻りますが、社内で制作ができれば、安く・早く・自由に展示会パネルができます。
わかりやすく商品を伝えるデザインは、ホームページ・パンフレット・提案書・プレゼン用パワポなどに展開でき、結果として営業活動を更に優位に進めることになるのです。
せっかく高い費用をかけて展示会に出展するのであれば、営業につながる形にしたいものです。
展示会に見に来た人にとっても、ビジネスにつなげたいはずです。

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マーケティング担当者の仕事の面白さ

何が釣れるかわからないというワクワク感

営業とマーケティング担当者には共通点があります。
両者とも顧客へのアプローチすることに懸命です。

逆に相違点もあります。
営業は目の前の顧客に焦点を絞って提案。
対してマーケティング担当者は、どこにいるかわからない顧客のニーズを広く探るように宣伝し、できるだけ拡散させ顧客の興味を引き寄せる。

Webにしても展示会にしても、マーケティング担当者の仕事には「海釣りの何が釣れるかわからない」ワクワク感があります。
こちらの想定しない顧客と出会えるかもしれません。
顧客側がこちらを見つけてくれ、顧客側がこちらの想定しない商品サービスの活用方法を考えてくれるかもしれません。
そんな出会いがあるマーケティング担当者の仕事には、営業職とは違った面白さがあります。

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