小規模事業者持続化補助金はじまる

以前より商工会議所の方から案内いただいていたので興味があったのですが、
小規模事業者持続化補助金の受付が始まりました。(2016/11/4)

小規模事業者持続化補助金<一般型>
http://h28.jizokukahojokin.info/ippan/

中小企業の中でも、
・小売業だと従業員5人以下
・宿泊業だと従業員20人以下
といった小規模事業者が対象となります。

その対象者の販路開拓等の取り組みに対して2/3の補助金(最大50万円)が出るというもの。

・新たな販促用チラシの作成、送付
・新たな販促用PR(マスコミ媒体での広告、ウェブサイトでの広告)
・国内外の展示会、見本市への出展、商談会への参加
・ブランディングの専門家から新商品開発に向けた指導、助言

といった広告宣伝費やコンサル契約費も対象になります。

これを機に、コンサルタントを活用してみるのは如何でしょうか?
マーケティングのコンサルティングでしたらお手伝いさせていただきます。

当事務所も小規模事業者なので、ウチでも広告宣伝費の申請をしてみようと思っています。

小規模事業者持続化補助金

マーケティング内製化プロデューサー
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豊田マーケティング事務所
豊田栄康(トヨダヨシヤス)
http://www.toyoda.marketing
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架空取り引きビジネス

私の父親がパソコンを買い替えたというので、昨日は実家でPCのセットアップしてきました。
MS-DOS時代は東芝RUPOでワープロしていた父ですが、最新のPC周辺機器はさすがに苦手で、PCを購入した大手電気店Y社の有償サポート契約してセッティングしてもらったそうです。

請求書を見せてもらうと、明細には何やら怪しげなサービス項目がずらずらと。
それも大手通信会社S社の請求書。
PCと光通信を一緒に契約すると安くなる、抱き合わせ販売のアレ。

【○○サービス】?
会員になると何かが安くなるクーポンみたいなもの?

【◇◇サービス】?
ネット通販・宅配サービスみたいなもの?

【地デジ対応サービス】?
PCでテレビ見ないんだけど。

【S社セキュリティーサービス】?
PCにはM社のウィルスソフトしかインストールされていないんだけど。

【有償サポートサービス】が2つも入れられてる?

それぞれ数百円ずつ、毎月に請求されるサービス。
いらないサービスのてんこ盛り。
父は不要だから、と店員さんに説明したらしい。

その後、WiFiとメールの設定を完了してチェックしていたら、大手通信会社S社からメールがたくさん来てました。

【○○サービス解約承りました】
【◇◇サービス解約承りました】
【××サービス解約承りました】

PC購入の際に一度、通信S社の”なんでもサービス”を契約をさせて、電気店Y社が当月末付けで解約手続きを申請した、ということなのでしょう。

よく分かっていない高齢者を相手にした、”とりあえず契約させて後で解約する”ポイント稼ぎ営業。
”架空取り引きビジネス”が、通信S社と電気店Y社の収入源になっている訳です。
つい最近も有名パソコン販売店の高額な高齢者向けサポート契約で問題がニュースで取り上げられました。
そして昨日今日のニュースでも、携帯0円問題が取り挙げられています。

”架空取り引きビジネス”が成立する裏には、いろいろな仕組みが存在する訳ですが、それは正常の取り引きではありません。
つまり、いつか・どこかで・突然破たんする、ということです。
あの大手が急に経営がおかしくなった、のではなく、そもそも異常な商取引ではなかった、ということ。

いい仕事をしたいものですね。

架空取り引きビジネス

マーケティング内製化プロデューサー
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残業は誰のため何のため

大手広告代理店の残業問題が取り沙汰されています。
残業とは、誰のために・何のためにするのでしょうか?

以下、実話です。

ケース1:
そこは勤務時間が終了すると社員みんな飲みに行ってしまうため、夜は事務所には誰も残っていない会社です。
そのため時間内に終わらなかった仕事は自宅に持ち帰ってやっていました。
夜とか、土日とか、年末年始休暇とか。

ケース2:
その会社では、営業とオペレーターはそれぞれ異なる業務を行い、お互いに手伝うことが出来ない分業でした。
営業を終えて退勤時間になって帰ろうとすると、社長はすごい剣幕。
「オペ達が夜遅くまで働いているのに、お前は帰るのか!」
営業をクビになりました。

ケース3:
その会社では、日中は営業活動、夕方に帰社して夜中まで伝票整理の毎日。
労基が感付いて、社長が呼び出されました。
夜中までの残業禁止となりました。
しかし、毎日伝票処理が終わらないため、こっそり退勤時間にタイムカードを押して、それから終電まで残業の毎日。
それが社長に知られてクビになりました。

ケース4:
採用担当をしていて、求職者の対応をしていました。
求職者から、残業時間を問われて答えに窮したので、社員の残業時間の調査をしました。
社長に報告すると、社長はすごい剣幕。
みなし残業手当を支払っているのだから調査なんかするな、と。
翌日から社長とは険悪の仲になりました。

36協定を結んでいるのだから、社員は自主的に残業をするものだ、残業しなければならない、と考える社長が多いです。
そして、残業はするものだという考え方が浸透している会社では、勤務時間が終了しても、社員がいつまでも帰宅しようとしません。
部長が居残っていたりすると、帰り辛くて帰れない状況です。

また、仕事を作業と思ってやる社員と、仕事が面白くてやる社員とでは、残業に対する考え方も異なります。

残業をしたならば、それに見合った報酬を支払わなければなりません。
同時に、休息時間も設けなければなりません。
社員がイキイキと働けない会社は、まず社長自身の考えを改める必要があるのではないでしょうか?
そして仕事量をこなせるための仕組みも検討の必要があると思います。

退勤後の残業
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市場における営業活動の密度

営業マンは既存顧客への対応のみならず、同時に新規開拓活動も行っています。
テレアポ・飛び込みといった効率の悪い活動も、営業の就業時間に含まれています。
新規開拓の疎かになっている言い訳として、
「既存顧客への対応が忙しくて」
と言います。
私も言いました。
現実、クレームなんか発生した日には、テレアポなんてやってる場合ではありませんので。

効率の悪い部分を別動部隊が担当する会社があります。
コールセンターだったり、シルバー隊だったり。
予算の潤沢な企業なら可能ですが、小さな会社には無理な話です。
そこでマーケティングの出番となります。

マーケティング部門・マーケティング担当者を設置することによる市場における営業活動の密度を簡単に説明したいと思います。

従来は営業が個々に活動をしています。
・既存客
・見込み客
・新規開拓
一人当たりのエリア、活動密度には限りがあります。
余裕がなくて自分のエリアの外への活動は出来ません。(したくありません)

市場における営業活動の密度

そこでマーケティング担当者を設置します。
新規開拓はマーケティング担当者が広く浅く活動。
その中から見込み客が見つかれば、営業へバトンタッチ。
営業は、無益な新規開拓活動を減らして既存客に注力を注ぐことが出来ます。
マーケティング担当者の活動はエリアが広いので、従来では営業も活動できなかったエリアまで手を伸ばすことが出来ます。

市場における営業活動の密度

マーケティングの活動によって、営業は無益な新規開拓で心折れることなく、密度の高い、充実した営業活動が出来ることになります。
仕組みが出来れば、高い営業の離職率も下げることが出来るのではないでしょうか?

 

マーケティング内製化プロデューサー
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産業交流展に行ってきました

ビッグサイトで開催中の産業交流展・新価値創造展に行ってきました。
ビッグサイトでの展示会というと、大企業・有名企業が大金をかけて派手な展示をするイメージですが、両展示会は東京都や中小企業を支援する機関が主催なので、出展者も中小企業・小規模事業者。
いかにも手作り感のあるブースが多かったです。
見どころが見えないせいか、来場者が少なく、閑散としてました。

最近お付き合いのあるのはコンサルタントや士業・先生業ばかり。
”形のない商品を如何にして売るか”という世界にどっぷり浸かっていると、本展示会で出展されている”形のある技術”が素晴らしく、眩しく感じました。
”煽り””騙し合い””怪しさ”がありませんので。

途中、以前お取引のあった会社の担当営業さんとばったり出会ったり。
以前お取引のあった会社が出展していたけれど、知ってる人が皆無だったり。
以前勤めてた会社も出展していて、ばったり出会ったり。
みんな年取ったものだなあ、と20数年の会社員生活を振り返ってみたりしました。

中小企業を支援する機関が主催なためか、ブース費用が安いです。
私がコンサルタントとして支援したいのも、出展しているような中小企業で、営業に苦労している企業がターゲットであるため、来年は当事務所も出展を検討したいです。

産業交流展2016

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