活用事例づくりから始めるマーケティング内製化
4.情報発信:展開・展開、作ったものは使い倒せ
コンテンツは部品化したもの(テキスト+写真+イラスト図説)があると展開・転用しやすくなります。 ホームページ・SNS・広告・パンフレット・展示会パネル・商品パッケージ・勉強会・会社説明会・営業資料、様々な用途に使い回せます。 展開するには自社に部品化したデータがあることが重要です。 制作業務を外注に委託した場合、業者から提供されたデータはソース(元データ)ではなく、加工修正できない完成品となるため、データを社員誰でも手軽に自由に使えるという訳にはいきません。 手を加えるには別途料金がかかります。 営業支援としての提案書づくりも、資料となる部品が揃っていると制作作業が早くなります。 資料があれば、営業自身が提案書を作成する場合にも便利です。 マーケティング担当者による提案書作成をお勧めしています。 営業が顧客ニーズを拾い、場合によっては技術スタッフが技術的アドバイスをしながら、マーケティング担当者が提案書をまとめ上げる流れです。 多くの営業とやり取りをすることで、各営業の案件がマーケティング担当者の下に集まってくる仕組みです。 マーケティング担当者に情報や画像データ・概要文テキストが集まれば、それだけ営業への支援が早くできるようになります。 こうして集まった情報は再び広告宣伝・提案資料へバリエーションを広げながら展開できるのです。 資料として作ったものは社内でも共有しましょう。 次のページ: 5.思わぬ影響、事例がもたらしたもの <もくじ> 1.顧客が求める情報とは 2.情報収集:社内に眠る事例を掘り起こせ 3.制作:見せる化で理解力アップ 4.情報発信:展開・展開、作ったものは使い倒せ 5.思わぬ影響、事例がもたらしたもの
マーケティングセミナーのご案内
関連ブログ記事
活用事例集のつくり方<ITシステム編>その1
様々な例を挙げて、顧客に完成イメージを膨らませましょう。活用事例集は、”たたき台”です。たたくものが…
続きを読む
活用事例集のつくり方<ITシステム編>その2
実績事例の目的は、実名を挙げて顧客の信頼を得ること。安心の実績ってやつです。メジャーな名前の…
続きを読む
営業は売りやすいものしか提案しない
何故苦手なのかというと、販売経験が少ないからです。ならば、どういう時に売れたのかを導入事例や活用事例で…
続きを読む
隣の営業の実績は数字でしか見られない
隣の営業マン、どんなニーズに対して、何を提案して、どうやって受注して、どうニーズに応えたか…
続きを読む
事例紹介で二匹目の泥鰌狙い
受注した案件、もしくは失注した案件は、同様のニーズがあると考えるべきです。その案件をベースにした事例紹介で…
続きを読む
フル要件定義よりも事例提案の方がゴールが早い
過去の事例や”こんなものできます”の例を紹介しながら説明した方がゴールに早く到達できます…
続きを読む
マーケティングの自社運営で営業強化
マーケティングは、実際にやってみて、経験値を積むことで身に付きます。
そして会社で得た経験値は、その会社に適したマーケティングノウハウとなるのです。
マーケティング活動の結果は数値データとなり、成功例・失敗例は次の打つ手の検証材料として残ります。
マーケティングは仕組みですので、やり方・方法がノウハウとして会社に残ります。
つまりノウハウは会社に残り、代々受け継がれて蓄積されていくのです。
マーケティングを自社運営することで、マーケティングのノウハウが蓄積され、
”永続的に”営業活動を強化できる仕組みが出来上がります。
だから私はマーケティング内製化を薦めます。
豊田マーケティング事務所では、経営者の営業面の課題をマーケティングの内製化で解決致します。
営業の課題でお悩みの方、
これからマーケティングの導入をお考えの方、
ぜひご相談ください。